主役と脇役、自分がそのどちらになっているのか、ということ。
モンキー・パンチって人を知っていますか?知っている方はおそらく
「ルパン三世」を思い浮かべることになるだろう。
多くの人にとっては、そのルパンの作者。「ルパン三世」と言えば、
「カリオストロの城」で宮崎駿が制作に参加、まで連想もできる。
けれど、モンキー・パンチがルパンの印象がある一方で、別の人の
人生では完全なる脇役として登場する。
道下俊一さんという北海道のお医者さんの立場からすると、彼、
16歳の少年、加藤一彦は病院のレントゲン助手として雇い、
漫画の才能を感じたため、東京行きを勧めた。結果、この大ヒット
漫画家が生まれる。そう考えてみると、自分が自分の人生の主役に
なるのはもちろんだけど、誰かの人生の脇役、という役割だって
あることに気づく。