amefurijinのブログ

マンガから得られるものについて書いてみる。

眠れぬ夜にCDを聞く

 生活の中にエイベックストラックスがある。たったそれだけで

明日への活力になった、そんな時代があった。人間誰もにそれが

あったとは思わないが、その時、若いと言えた人たちの最大公約数

的にそういうものはあったのではないのだろうか。

 

 実にたくさんCDは売れていた。このサブスク全盛の時代になっ

てレコードよりもフェティッシュをかき立てないこのただの虹色

円盤、前時代の遺物とさえ言える空しいアイテムではある。

 けれども、わずかながらもサブスク全盛時代の中でCDという

形でしか残っていないというものもある。そういったものは多少

なりとも、レア度が高くなり、価値も上がるのかな。いや、そう

あってほしい。生きてるうちに売らなけりゃ意味ないか、と思い

つつも最近の雑誌で「入手困難」みたいになってると貸してあげ

ようか、と思ってしまう。プロでも努力が足りないというのか、

素人の力が上がってるのか、難儀な時代である。